志望校によっては家庭教師が有利
大学受験のために家庭教師に教えてもらいたいと考えている場合、志望校がどこであるかは重要なポイントです。
大学により試験科目や配点、試験の難易度が異なり、もし志望校で自分の苦手な科目の配点が高かったり、難問が出される傾向があれば合格する可能性が下がってきます。
家庭教師なら出題されるような問題に絞って教えてもらうことができるのです。
たとえば小論文が出題されるのだが苦手だという場合、小論文を中心とした指導をお願いすることも可能なのです。
また志望する大学の学生や卒業生に家庭教師として教えてもらうというのも合格を目指す一つの方法です。
大学の講義やサークルの様子について話してもらったりすることでよりその大学へ行きたいという気持ちが強まり、勉強に対するモチベーションが上がることは少なくありません。
そして実際に受験して合格した人に具体的な勉強のコツやスランプの乗り越え方などを聞き、質問もできるのは大きなメリットなのです。
家庭教師のメリットは時間の融通がききやすいこと
学習塾と家庭教師のどちらが良いかという議論になることもありますが、家庭教師の大きなメリットとしてあげられるのが「生徒側の融通がききやすい」という点です。
学習塾や予備校に関しては、講義が行われるタイミングが決められておりそれに合わせて生徒が通わなければならないこと、教室のある場所までの通学が必要なことなど、生徒側の自由度が低いものとなっています。
その一方で家庭教師の場合には、自宅で学習指導を受けられますので通学をする必要がないため、それに関する負担が大きく減少するメリットを挙げることができます。
学習塾に通うために、毎回往復で50分かかると仮定した場合、1年間で通学にかかる時間はきわめて長くなり、その分がトータルの学習時間に大きく影響することとなります。
また都合の良いタイミングで依頼できる家庭教師の場合には、生活のリズムに合わせて学習をすることができますので無駄なく効率的に学びを深めていくことができるメリットがあります。